先行発売 J.S.P限定 産土 2021穂増 一本掌植

花の香酒造は明治35年（1902年）創業。熊本県北の玉名郡和水町にあります。阿蘇山大噴火の際に火砕流が凝固してできた土地の恩恵を受け、その菊池川流域は2000年以上米を作り続けています。大地に流れる澄んだ水を仕込み水とし、同水域の稲作文化を引き継ぎ、全量を地元：菊池川流域和水地区の米だけにこだわった酒造りを追求しています。伝統や歴史を大切に熊本発祥「9号酵母」、熊本在来品種「穂増」を用い、「産土Ubusuna」を独自の哲学として掲げ、「土着の生産風土と祈りの精神」から最高の酒を醸すことを目指しています。

私たちの哲学「産土」とは、土着の生産風土で最高の日本酒を醸すこと。酒造りや米作りにとって菌や微生物の働きは、それを生み出す為に最も重要な要素です。だからこそ米作りにおいても化学肥料や農薬など人間の効率化や工業的技術ではなく、その土地の持つ本来の力で醸す精神を大切に、全てにおいて何も加えない自然の恩恵で醸す日本酒を目指しております。産土の裏の壁画が農法と醸造法のレギュレーションを表しており、壁画が完成に近づくほど、自然と生態系が豊かになっていきます。私たちは、産土のという味わいの責任、そしてその土地の豊かさを取り戻すことも酒造りの範囲と考えたものどくりをしています。