創業1914年(大正3年)初代 渡邊壽賀市が米国(ポートランド)より帰国し焼酎造りを始める。ここ宮崎県田野町は昔から干し大根の一大生産地で、冬場 やぐら(高さ6メートル、全長100メートルほど)を組み、鰐塚山から吹き下ろす寒風で大根を干す様は圧巻。日本農業遺産にも認定されている。私どもも創業以来、焼酎造りとともに兼業農家として農業を継承してきており、宮崎の恵まれた日照時間を活かし自ら栽培したサツマイモを主原料に、この土地の様々な微生物と温暖な気候の助けを借りながら「風土で醸す」をテーマに焼酎を造り続けている。