平戸島の南、霊峰志々伎山を望む美しい志々伎湾にて元禄元年(1688年)平戸藩主より命を受け酒造りを始めました。九州の西の端、対馬海流の流れるこの地は、古の時より潮がすべての幸を運んできました。創業者福田長治兵衛門の言葉、「酒づくりは、心でつくり、風が育てる。」とあるように、潮風がこの福田の酒をより特徴深いものにしています。数年前より自社、地元農家さんとこの地で米作りを開始しており有機栽培米などにも取り組んでいます。古来から豊かな平戸の海と共にある福田の酒は、この海の力が醸し織りなす珠玉の酒です。