琵琶湖の最北端、賤ヶ岳山麓の北国街道沿いで480余年の歴史を刻む酒蔵。銘柄「七本鎗」は、賤ヶ岳の合戦で武功を立て、秀吉を天下人へと導いた加藤清正ら勇猛な七人の若武者「賤ヶ岳の七本槍」にちなむ。地酒の「地」の部分に重きを置くことをコンセプトとし、地元の農家と提携、滋賀の米・水・環境で醸す本当の意味での地酒造りに専念する。2010年より無農薬米による酒造りと山廃仕込をスタート。木桶を導入、無農薬米による生酛仕込みなど、より自然な酒造りを目指す。また、ヴィンテージを冠した酵母無添加仕込の熟成酒など、「時」を楽しむ飲み方も提案している。ボトルに地域の魅力を詰め込み、国内外へ積極的に発信している。