若波酒造は、九州最大の筑紫平野に位置し、九州一の筑後川が蔵の前を流れています。
かつては、筑後川と有明海の水とがまじわる汽水域の清い上澄み「アオ」を用いて稲作や酒造りを行うなど、筑後川の恩恵を受けこのエリアには今でも多くの酒蔵が残っています。
当蔵は1922年に分家創業し、金銀に輝く筑後川の若々しい波の姿から「若波」と銘名されました。現在は「味の押し波、余韻の引き波」をテーマに、緻密で丁寧な酒造りが信条です。
来年は創業100年を迎えます。先人へ敬意をはらい、みなさまに感謝の気持ちをもって、酒造りに向き合ってまいります。