あべ、山形正宗、春霞、飛泉泉、雨後の月、而今 ~秋のUTAGE2022[10月29日限定]出品酒 6本セット~ 2022年10月29日発売
一般社団法人J.S.Pがお届けする初のリアルイベント
「 日本酒と焼酎 秋のUTAGE2022 」の開催を記念した
この日しか味わえない、とっておきの日本酒の6本セットの販売です。
UTAGE
「UTAGE」(ウタゲ)は、蔵元団体の一般社団法人J.S.P(ジャパン・サケ・ショウチュウ・プラットフォーム)が運営する限定酒販売サイトです。國酒である日本酒ならびに本格焼酎は、長い伝統に裏打ちされた芸術的飲料です。全国各地にある酒蔵は、それぞれが強いこだわりを持って醸造を行っています。このような知られざる蔵元の思いを皆様に伝えるため、本サイト「UTAGE」は2021年9月2日にスタートいたしました。
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限定24セット
■あべ
新潟県の真ん中中越エリアの柏崎市にて1804年創業。元来、一子相伝の酒造りを継承し、蔵の主人が酒造りを行う「内杜氏」システムにて酒造りをおこなっていたため、非常にガラパゴスな進化をしている酒蔵です。淡麗辛口時代においても4代目の祖父はチョコレートが大好きだったので、淡麗辛口ではなく、甘口な酒造りを行うような酒蔵でした。H26BYより現製造責任者の阿部裕太が入社、「あべ」シリーズから現在では3つのブランド展開をしています。また、最近では担い手創出にも力を入れ、研修生を迎入れてはじめ、卒業生が酒蔵を立ち上げるケースも増えてきている。
■山形正宗
山形県天童市で1898年に創業した全量純米蔵。「米作りからの酒造り」をモットーに、有機を含む減農薬栽培で酒米作りも行っている。仕込みには奥羽山系の伏流水を活用。水質が硬質であることから「名刀の切れ味」と評される、切れ味の鋭いお酒醸しだしている。しぼりには伝統的な槽を利用、透明感のある酒質も特徴。
■春霞
明治7年(1874年)創業。奥羽山脈のふもと美郷町は秋田でも有数の稲作地帯、仙北平野に位置します。良質の米と、豊富な地下水に恵まれて、かつては酒蔵が20以上あったとされる土地。冬は厳しい寒さで積雪の多い地域ですが、この雪どけのやわらかな水は、春霞の味わいの根幹になっています。目指すのは「ごはんのおかずとも相性の良い食中酒」。契約栽培米「美郷錦」を中心に用いて、派手さはなくとも香味バランスの良いお酒が目標です。お料理ともにじっくり味わっていただければ幸いです。
■飛泉泉
創業は室町時代の1487年、今年で創業535年目を迎えました。東北では最古、日本で3番目に歴史のある酒蔵です。鳥海山と日本海に囲まれ、湧き水が豊富な秋田県にかほ市で二十七代にわたり途切れることなく酒を造り続けています。蔵は日本海の目の前に立地し、冬の季節は吹き付ける雪と潮風、昼夜の温度差も激しい地域です。その厳しい自然環境から生まれた「山廃造り」を徹底し、柔らかな酸を意識したお酒を醸しています。
■雨後の月
広島県呉市の東、瀬戸内海と野呂山の恵み溢れる町「仁方」にて明治8年(1875年)に創業しました。一度は県内トップクラスの石高へ成長するも戦争により一時休業。苦難を乗り越えゼロから再出発し、「自分が飲んで美味しい酒を造りたい」という想いから「品質第一」を掲げ"吟醸蔵"という新たな道を切り拓きました。雨あがりの空に、冴え冴えと光り輝く雨後の月。その美しい情景のように、清らかに澄みきった上品な味わいを追求する。いつの世も心を震わす月あかりのように、時代を問わぬ本質を追い求める。原点である二つの思いを一つに結び、さらなる日本酒の高みを目指しています。
■而今
奈良や京都から伊勢神宮を結ぶ初瀬街道に木屋正酒造は1818年に創業した。先祖は江戸時代初期に藤堂家について今治から移住したと伝わる。もと材木商であったことから木屋正(きやしょう)の屋号を持つ。伊賀盆地は標高150m、紀伊半島の中心に位置。降水量も安定し、朝晩の寒暖差が大きいことから古くからお米の名産地であった。淀川に合流する木津川水系の最上流にあたり名張川の伏流水は清らかで仕込み水にも恵まれています。そんななか6代目の大西唯克が蔵に帰り2004年に自ら杜氏として仕込んだお酒に「而今(じこん)」と命名した。而今とは禅宗の故事に基づく言葉で「過去や未来にとらわれず、今をただ精一杯生きる」意味です。