No.005

日本酒

田中六五

2021 全国新酒鑑評会 純米大吟醸9号酵母 金賞受賞酒
ハネ木搾りバージョン 720ml

¥4,800

内容量 720ml
原料米 糸島産山田錦
精米歩合 35%
アルコール分 15度

限定 150本
お一人様1本までの販売となります。
同時販売中の袋吊りバージョンもお一人様1本まで販売しております。

※在庫がなくなり次第販売終了いたします。

奇跡の酒と言っても過言ではない希少酒が登場です。「田中六五」を醸す田中克典氏が、なんと初出品にして獲得した「全國新酒鑑評会」の金賞酒です。

本バージョンは、ハネ木で搾ったスタンダード・バージョンとなります。実際に出品した酒と全く同等の「袋吊り」とは違い、定番の「田中六五」を含む、全ての白糸酒造の酒と同様に、昔ながらのハネ木搾りを用いて採取したお酒となります。

ハネ木搾りとは、江戸時代以前からの最も伝統的なお酒の搾り方です。もろみの入った酒袋を圧搾する際に、てこの原理を用いて、一本の巨木に大きな石をいくつも載せて、圧力を生み出してゆきます。人力でひとつひとつ石を乗せていくため、酒を痛めることなく、ゆっくりと搾ってゆくことができます。このため、現在主流の空気圧や油圧での自動圧搾に比べても、ずっと柔らかでノビのある味わいの酒が生み出されます。歴史的傑作である本金賞酒の味わいを、いっさい損わずに搾る方法としては、まさにハネ木に勝るものはないと言っても過言ではありません。

現在、ハネ木方式のみですべての酒を搾っている酒蔵は、全国でたった2軒しかありません。そのうちの貴重な一蔵が、この白糸酒造です。唯一無二のスタイルで得られた最高級のお酒を、是非ともお楽しみいただければと思います。

田中六五

自然に恵まれた福岡県糸島市を故郷に、先人の知恵に学ぶ酒づくりを続けています。糸島は、知る人ぞ知る山田錦の産地です。初夏の田植え。緑の稲が風にそよぐ夏。開花、出穂。黄金色の頭を垂れる秋。その成長の一日一日を私たちは肌で感じ、冬の造りを迎えます。酒米の最高峰といわれる山田錦。栽培適地の候補に挙がった糸島地区は、地道に研鑚を重ね、有数の産地に成長。白糸酒造はいつしか「山田錦の田んぼに囲まれた蔵」という地の利に恵まれることとなりました。「糸島に白糸酒造あり」故郷の人々が丹精込めた糸島産山田錦の酒を造り始めたのは、平成元年のこと。地元の米で酒を醸し、昔ながらのハネ木搾りという上槽法でやさしく搾る。それが白糸酒造の酒です。今年も<糸島>への敬愛と感謝を酒一滴(ひとしずく)に込めて。

蔵からのコメント

この度、私、田中克典は、2021年の「全国新酒鑑評会」にて金賞を受賞したお酒を、みなさまへお届けいたします。

 私が蔵に戻ってから今まで、一度たりもこの「鑑評会」に出品したことはありませんでした。理由は、コンテストそのものに意味を見いだせなかったからです。金賞を狙って造られる酒のほとんどは、香りが非常に高く、かつ甘く、一般的な飲食のシーンにはそぐわないものです。市販酒とかけ離れた酒を造って評価しても、それがいったいなんになるでしょう?

 私、田中克典にとっては、常日頃お客さんに飲んでいただく酒がすべてです。ですから、コンテストのためにポリシーを曲げてまで、特殊な味の酒を造ることは避けていました。

 しかし今回は、自分の流儀をそのまま活かしたうえで、出品してみたのです。

 これには理由がありました。今回、普段から仲良くさせていただいている二つのお蔵さん-----「花の香」そして「七本槍」という蔵と、ちょっとした腕比べの競争をしようということになったからです。

 精米歩合を35%にする以外は、昔ながらの9号酵母、そして純米造りと、普段の自分の蔵のスタイルを完全に踏襲したまま出品してみようというルールで腕を競ったのです。さて、私以外の2つの蔵は―――? 残念ながら予選落ちとなり、箸にも棒にもかからない悲惨な有り様でした。一方で私の酒は、予選を余裕でクリアし、結審においても高評価となり、見事に金賞を受賞してしまいました。

 香りにも甘味にも、そして醸造用アルコールにも頼らず、本質的な美味さのみで、この酒は審査員の心を射抜いたのだと思います。我ながら、まことに誇らしいものです! 私の普段の行いがここに反映されたのではないかと思います。

 なお今回、不覚にも失態を演じた二蔵も、本来、なかなか素晴らしい腕前の持ち主ではあります。ただ、あまりにも、この酒がすごすぎただけなのです------。

 今回、この酒の入手に成功される方の幸運を、こころより祝福申し上げる次第です。

今週の酒造の魅力を語るライブ配信

2021.09.23
THU 20:00
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